私はスッキリした暮らしを楽にキープするために、買い物をする際は「1つで複数の用途に兼用できるか」をひとつの基準にしています。今回は、収納とコストの両方を意識して選んだ、私の愛用している兼用アイテムをご紹介します。
「持ち物の稼働率」とコスパの関係
以前、別の記事で「物を所有しているだけで保管スペース分の家賃という【見えないランニングコスト】がかかっている」というお話をしました。これは面積と家賃の観点でのコスパ論なのですが、もう一つ、私が買い物の際に考えるようにしているのが「出番の多さ=稼働率」です。
例えば、雨傘、晴雨兼用傘の稼働率を比較してみましょう。仮に10年間使い、雨の日の外出が年間10回、日差しの強い日の外出も年間10回だとします。値段は同じ1万円だとすると、単純計算で1回あたりのコスパ比較はこんな感じになります。

雨傘 :10年で100回使用 → 1万円 ÷ 100回 = 100円/回
晴雨兼用傘:10年で200回使用 → 1万円 ÷ 200回 = 50円/回
価格が同じ1万円でも、雨傘より晴雨兼用傘のほうが、1回あたりのコストは下がり、お得という結論になります。
これが、アウトドアでもビジネスでも使えるデザインだったら?折りたたみ傘だったら?という要素をどんどん加えていくと、いろんなシーンで柔軟に使えるアイテムがコスパ観点ではより優れているという結論になります。さらに、1本で済むので収納スペースも節約できますし、そもそも収納について考える時間を無くすことができます。
こんな感じで、私は、買い物をするときは「価格」だけでなく、「稼働率」も重視しています。一人暮らしで家族と物を共有しない私にとっては、より多くのシチュエーションで使える「兼用アイテム」を選ぶことが、コスト面でも収納面でも最も合理的だと考えています。
今回は、私が実際に使っている「兼用アイテム」のアイデアと、愛用品をご紹介します。一つ一つは小さなアイデアですが、ちりも積もれば、時間もお金も大きな節約になっていると感じます。お買い物のタイミングでぜひ参考にしてみてください。
お出かけ
晴雨兼用 2通りにたためる折りたたみ傘(無印良品)


・折りたたみ傘
・長傘
・雨傘
・日傘
冒頭に傘を兼用アイテムの例に挙げましたが、私は無印良品の傘を愛用しています。結構珍しいのですが、2通りに畳めて、長い状態でもカバーがつけられるんです。いちいち折り畳み傘を全部畳むのが苦手だったのですが、これなら長傘状態でさっと畳めて、そのままカバーがかけられます。電車、タクシー、クライアントのオフィスなど、ビチャビチャ濡らしながら歩き回りたくないので、マナーの観点でもカバーがあると本当に安心です。シンプルな黒をチョイスして、仕事、プライベート、旅行、全部これで済ませています。
携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー(無印良品)

・普段ハンガー
・旅行用ハンガー
何年も愛用している折りたたみハンガーです。本来は旅行などの携帯用ハンガーなのですが、旅行の時だけ使うのはもったいないので、私は普段の洗濯ハンガーとして毎日使っています。ほんの小さな差かもしれませんが、普段使いの洗濯ハンガー購入代を1本分浮かせられますし、クローゼットの奥にしまい込むことがないので持ち出す際のパッキングも片づけもすごく楽です。
パウダーキス リップ+チーク ムース(M・A・C)

・リップ
・チーク
出先や旅行で少しでも荷物をコンパクトに、軽くしたくて1本でリップ・チーク両方使えるこちらを選びました。余計な装飾がなくて収納しやすいし、軽くて重宝しています。
お手洗いの荷物台にバッグやポーチを置くのが苦手なタイプなのですが(濡れてたらやだなあとか)、バッグを持ったままワンアクションでさっとメイク直しできるので大活躍!会食オンリーの日は、これ1本で出かけたりしています。
お色味は小田切ヒロ様が紹介していた「テイケン」。
良い意味で超無難なお色味で、どんなコーデもシーンにも浮かないので持ち歩きコスメはこれと決めて固定運用しています。
キッチン
柄つきスポンジ(無印良品)

・普通スポンジ
・柄付きスポンジ
細長いコップなどを洗う用のスポンジと柄のセット品です。普通のスポンジと、コップ用のスポンジ両方保管しておくスペースを節約して、コップを洗いたいときだけ普通のスポンジをセットして使っています。ステンレス製でミニマル・清潔感があるアイテムです。
片づけるときは柄を吊るしているのですが、スポンジに含んだ水が垂れることもないので、衛生的です。コップ用スポンジを別途買う必要がないので、ランニングコストも抑えられていると思います。スポンジ部分は仕方ないにしても、柄の部分まで使い捨てにする必要はないと思うので、ゴミ削減にもつながっていると思います。
チタンパーソナルクッカーセット(snowpeak)

・ミルクパン
・アウトドア鍋(災害時・引っ越し時も)
元々キャンプ用に買ったsnowpeakのパーソナルクッカーを、普段の自炊にも使用しています。キャンプ用だけあって熱伝導率が高くとにかく火が入るのが早い!繊細な火加減を要する料理には向きませんが、ゆで卵、うどん、インスタントラーメンなど、すぐに沸騰させたいときに重宝します。すごく軽いので片手で持つのも洗うのも楽。こればかり使うようになったので元々あったミルクパンを一つ手放しました。
引っ越し初日に手持ちの荷物に入れておく使い方がめちゃくちゃ便利です。荷ほどき中で食器もケトルも出せておらず料理どころではない状況でも、これさえあればさっとお湯を沸かしてカップラーメンが食べられます。フタ部分をお皿にしたり、ジョウロ変わりにして植物に水やりしたり。初日にこれがあるありがたみがすごいので、お引越しの際はぜひ。
IH/直火どちらもOKです。
CHOPLATE(河辺商会)


・お皿
・まな板
こちらは包丁を使ってもOKなお皿。トマト1個切りたい、みたいなときにまな板として使えて洗い物が減らせるのですごく重宝しています。切ってそのまま電子レンジもOK。質感もマットでオシャレだし、軽くて割れないのでガシガシ使えて便利です。2枚持っていますが、まな板として使うなら220mmが使いやすいと思います。
ボデガグラス(Bormioli Rocco)

・コップ
・デザートカップ
・ソースカップ
・調理カップ
シンプルなデザインでドリンク、デザート、調理、なんでも使える優等生。耐熱で電子レンジも使えるので、ソースを温めたり、冷凍食品を解凍するのにも使えます。すごく便利なので、サイズがバラバラ異なるカップは手放して1本化しました。スタッキングできるので収納も楽ですし、オススメです。
CORONオーブンボウル(伸光窯)

・すいとん
・グラタン皿
・小皿
・ラップ
オーブンもOKな耐熱椀とピッタリサイズの小皿とセットです。多孔質な耐熱土を使うことで、加熱時の水分を吸収・調湿してくれるので調理・食器両方小回りがきく万能皿です。お餅をチンしてやわやわの状態で食べるのが好きなのですが、これでフタして温めると、水分がいい感じで美味しいです。
この小皿が便利で、温野菜の電子レンジ調理の際のフタにもなるし、グラタン皿の下敷き皿にもなるし、単体で小皿としても使える!
大きさもピッタリなので、椀とセットでコンパクトに収納できます。これを購入してから他の出番少なめなお椀・小皿は処分して一本化できています。
今後もおすすめの兼用アイテムは随時更新していきます!
他にも、持ち物やスペースについての考え方など、暮らしのストーリーについては、別記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。




