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三納明子
インスタグラマー、ライター
ミニマルで自由な暮らしについて発信しています。
おひとりさまの暮らしを満喫。

メディア掲載:
goodroom journal連載
宝島社「余白をうむ暮らし」(2026年3月)
andplantsインタビュー(2025年10月)

おひとりさまの後悔しない物件探し|賃貸・持ち家の選び方

賃貸、持ち家どちらも経験したことのある私が、いい物件をゲットするために実践していたコツをご紹介します。よく、「何か特別なルートで部屋を見つけているのか?」とご質問いただくことが多いのですが、全然そんなことはありません。理想のお部屋を見つけるコツ、ぜひ参考にしてみてください。

目次

① 土地勘のあるエリアで探す

通勤などで外に出る機会の多い人は、土地勘のあるエリアに絞って探してみることをお勧めします。通勤でいつも通っている駅、通っている道を毎日眺めていると「ここらへんは便利そうだな」「この駅で降りたら乗り換え楽だな」といった土地勘がついてくるので、そういうところを選ぶと間違いなく満足感が高いです。よく買い物や遊びにいっているエリアでもいいと思います。

② 数回自分の足で現地を歩いてみる

土地勘のないエリアで検討するパターンの場合は、時間をとって半日ぐらいかけて街の様子を観察します。また、日を変えて、2~3回現地周辺を歩くようにしています。タクシーは使わず、徒歩もしくはバス、シェアサイクルなど、普段の移動で使うと思われる方法で、普段の服装で移動します。

バスの便が少ない、シェアサイクルがない、徒歩だとヒールが無理だから靴が限られる…など、乗り換え案内だけではわからない情報がたくさんわかります。同じ駅徒歩●分でも、何もない住宅街をずっと歩くのと、歩きながら用事を済ませられる商店街を歩くのでは時間の感覚も変わります。地図上の直線距離は近くても、実は高架橋や踏切のあるところしか渡れないので実際歩くとめちゃくちゃ時間がかかる!なんてことも気づけます。

また、実際に歩くことで街行く人の服装や民度、治安など、なんとなく雰囲気がわかるので合う・合わないもつかめてきます。駅前のマクドナルドに滞在して、客層を確認することも。

私の場合は、「海が見えるところ」と決めて土地勘のない沿岸エリアを複数探したことがあるのですが、意外とビューがよくないとか、不便さと価格相場が見合わない、車がないと住めない、春秋は耐えられるけど夏はこの距離は歩けない、海風が強すぎる、といったマイナスポイントが見えてきたので、見送ったエリアもあります。
特にビューが良くて気にいったポイントから海を撮影して、「この位置からはこう見える」という記録をつけたりして地道に調査していました。

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③ 具体的なマンション名をチェックする

狙いのエリアが決まったら、具体的なマンションの目星をつけ、Google Map上でピンします。(現地を歩きながら気になったマンションをピンすることもあります)

よく物件サイトでは「駅+徒歩何分」などで絞り込みができますが、私の場合はマンション単位で絞り込んでから、物件情報がでるまでマークし続けるという長期戦法をとっています。「駅徒歩●分」でも、西か東かで全く利便性が異なる場合もあるので、狙いのマンションを絞って待つ方が効果的だなと思っています。ずっと見てると相場がわかってくるので割安・割高の感覚もつきます。

私が過去に引っ越しした時のエピソードをご紹介します。

エピソードⅠ

駅から自宅の間の帰り道で素敵なマンションがあり、「ここに住んでる人は駅からも近くていいなー」とずっと思っていました。そのマンション名を調べて、時々賃貸情報がでていないかチェックしていたところ、ある時割安の賃貸情報が出ているのを発見し、内見して即決。

事前に相場、駅からの距離、スーパーとの距離、ジムや図書館が近いなど、生活環境すべて把握できていたので迷うことなく情報がでた瞬間に即決できたのが大きいと思います。

エピソードⅡ

海が見える家に住みたい!というコンセプトを決めたあと、海が見えそうなエリアを徹底的にリサーチ。現実的に通勤可能なエリアを絞り込んでから、沿岸部にあるマンションをGoogle Mapを見ながらピン。ピンしたマンションをさらにリサーチし、相場や間取りなど条件に合いそうな部屋を絞り込み、物件情報がでないかマークしていました。

そのうち1件とご縁があり、無事成約となりました。

もし私が今から引っ越しするなら、旅行に行く機会が多いので空港・新幹線へのアクセスが便利な駅をリサーチして、駅チカ物件を片っ端からピンしていくと思います!

④ 賃貸・持ち家それぞれの判断ポイント

賃貸・持ち家それぞれメリット・デメリットがあるので総合的にみてこっちが得!というのは無いというのが私の考えですが、選ぶときに私が重視しているポイントはこんな感じです。

賃貸の場合

資産価値を気にしなくていいので、基本的に予算内に収まって自分が気に入っていればOKとしています。自分自身で背負うリスクはないので、気軽に自分の好きなところに住めるのが賃貸の魅力です。

・駅から遠くても、自分の外出頻度が少なければOK
・洪水等ハザード地域でもOK
・忌避施設(下水処理場、ゴミ処理場、高速道路など)があってもOK
・1R、1LDK、狭小でもOK
・とがったデザイナーズでもOK

ちなみに、「賃貸マンション=安普請、分譲マンション(持ち家)=高級」、と思っている方がいらっしゃるのですが、元々分譲マンションとして売り出されていたものが賃貸に出回ることも多いので、賃貸でもしっかりとした作りのマンションに住むことは可能です。あくまでも自分自身がリスクオーナーであるか、そうでないかが自由度の分かれ目です。

持ち家の場合

自身でマンション保有する場合は、メンテナンスや災害リスク、資産価値の維持が重要になるので、制限が増えてきます。

持ち家の強みは、自分に所有権があるので入居を断られる心配がなくなることです。正社員でないと貯金があっても賃貸審査は非常に厳しくなるので、固定収入があるうちにローンを組んでしまうのも戦略かなと思います。また、年を取ると孤独死リスクから入居を断られる可能性もあるので、やはりおひとりさまなら持ち家があると安心だと思います。もちろん、単身でもURなど入居可能な住宅はあるはずなのですが、選択の自由度は限られるので、自由な暮らしを目指す私としては持ち家も魅力的です。

・駅徒歩10分以内
・ハザード地域は避ける
・需要が高い2LDK
・シンプルで無難な内装
・日当たりと風通し重視
・マンション内の民度重要

持ち家の資産性

持ち家はローンの減少と共に家の価値も下がっていくことを前提に、定期的に価格査定をして、査定額がローン残高を下回っていないかを確認するようにしています。不動産の価値がローン残高に満たないと、将来何らかの理由で売却したいと思った際に手持ち資金を投入しないと売却ができなくなってしまい、自分の自由度が失われてしまうからです。「

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私が持ち家が必要と思う理由は、あくまで「自由な暮らし」を手に入れるために自分が自由に使える家を持ちたいからです。持ち家とローン残債に人生を縛られてしまっては、購入目的を達成できず、本末転倒です。一国一城の主になったのでおひとりさまの将来は安泰だ!と思わず、時々価格査定をして自分の資産をチェックするのはすごく大事だと思います。

私は、変動金利の見直しが入るタイミングで、ざっくり半年に一度査定してもらっています。現地訪問なしでAI査定など簡単に出せる時代になってきていますので、決まった不動産屋さんに定期的に依頼されることをオススメします。

意外と理想の家探しには草の根運動が近道なのかもしれません。ぜひ、参考にしてみてください!

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